今年度は、8月17~19日の3日間で「アラビア語キャンプ」(特別研究プロジェクト)が開催されました。
今回は、SFC生だけで42人の参加があり、特に賑やかで充実した会となりました。
主なプログラムは、参加者が7つのグループに分かれて行う、アラブ諸国についての紹介動画の作成でした。各グループが、オマーン、カタール、レバノン、パレスチナ、エジプト、チュニジア、モーリタニアのいずれかについて、歴史や文化を中心に調査してスライドを作り、アラビア語でナレーションを付けた動画を作成しました。アラビア語は20か国以上の公用語であり、その中には、多くの参加者にとって馴染みのない国もありましたが、プログラムを通じて理解を深め、学びを共有し合えたことは良い経験となりました。
その他、オリジナルのカードを用いた自己紹介ゲームや、文法知識を用いて単語を並べ替える作文ゲームなどにも、グループで力を合わせて取り組みました。また、外部講師を迎え、パレスチナ刺繍ワークショップが行われました。そして、1日目の夕食と2日目の朝食は、キャンパス内にあるベータ・ビレッジにて、シリア人講師の指揮のもと、美味しいアラブ料理を皆で作って味わいました。
そして、3日目の最終成果発表会には、神奈川県立横浜国際高校でアラビア語を学習している生徒たち11人も参加し、シルクロード、日本とアラブの衣食住、アラブ書道、詩、おもてなし、といったテーマで個性豊かなプレゼンテーションを行いました。
参加者のアラビア語習熟度は様々ですが、皆で協力して学び合い、良い刺激を与え合えたように思います。
このようなプログラムを今後も継続できるよう願っています。
参加者の皆さま、協力者の皆さま、本当にありがとうございました!